リマスター その1

音楽
05 /02 2007
音楽の楽しみ方として
いい音で聴く”というのがあると僕は思っています。

ほかにも
ライブを観に行ったり、
歩きながら電車に乗りながらイヤホン(またはヘッドフォン)で聴いたり、
仲間が集まったときに、食事のときにBGMとしてかけたり、
それこそ音楽の話題ですっかり盛り上がったり、
音楽との接し方にはいろいろあります。
僕ももちろん好んでそういうことをします。

お気に入りの1曲、お気に入りの1枚を手に入れたら
こんなにいろいろ楽しめるから音楽が好きです。

楽しめるはずなのに
いまひとつ盛り上がりに欠けると思うときがあります。
そういえば最近、繰り返し聴いてしまう曲やCDがないのです。
1回聴けば、「ああこういう曲ね」と理解しておしまい。
しかもPCでネットサーフィンしながらの“ながら聴き”で。

昔はたいして“いい音”で聴いていなかったのに、
繰り返し聴く曲やLP(当時)がありました。
経済的にも今みたいにCD(LP)を買えませんし、
カセットテープに録ったものを繰り返し聴くしかなかったのでしょう。
それでも満足できる時期だったのだと思います。

楽しみ方の選択肢も、ゲットできる音楽の量も増えた今だからこそできることは、
そのひとつひとつを濃くすること
つまり質を高めることなのではないかと思うのです。
そのひとつとして、じっくり“いい音で聴く”のはいかがでしょう
というのが、僕の提案です。

ここ数年レコード会社は、
むかし発売したCD(LP)を、“いい音”に変更して再発売する
リマスターを盛んにやっています。
(必ずしもいい音になっていないこともたまにありますが)

昔よく聴いた曲は、昔の音で聴くのがいいという人もいるでしょう。
でも時代は変わっているのですから、
変化したものを聴いてみてほしいのです。

いい音で録られたものをそれなりの装置で聴く...
そうやってじっくり聴いてみると
まず聴いたことのない音が入っていることに気づきます。
さらにその音楽に浸ってみると
その頃のことが思い出されたり、
昔ほど浸ることができない自分がいたり、
今の自分には、ほかの曲のほうがしっくりくる
なんていう発見があるかもしれません。

ここでしっくりくるものを繰り返し聴くことで
作詞作曲した人の思いや
演奏しているミュージシャンの生々しさに触れ
ぐっとくるものを感じることがあると思います。
そこから新しい興味が湧いてくるかもしれないのです。

つづく...

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