小澤征爾さんと、音楽について話をする(村上春樹)

音楽
01 /20 2012
小澤征爾さんと、音楽について話をする小澤征爾さんと、音楽について話をする
(2011/11/30)
小澤 征爾、村上 春樹 他

商品詳細を見る


正月に読んだ本を今頃感想書いています。

村上春樹さんはジャズだけでなく、
クラシックにも詳しいのですね。

マエストロと実際に曲を聴きながら
語り合うのが読んでいて楽しい。

小澤征爾さんといえば天才というイメージでしたが
バーンスタインやカラヤンを師匠としていた頃から
割と何でも受容的で従順だったんだなと意外でした。

ほかの名指揮者からもかわいがられて
そのおかげでいろんな経験を積んで
自分なりのやり方を編み出していった。

スイスの小さな町で若き弦楽器奏者たちを集めて
弦楽四重奏曲を特訓するくだりがあるのですが
当初大丈夫かなと思っていた演奏が
まるで魔法にかけられたかのように
シューベルトやラヴェルの“音楽”になっていく、
生徒さんたちはそれを経験して感激しているのです。

指揮棒だけでなく
顔の表情や手先や、それこそからだ全体で
オーケストラとコミュニケーションしていく指揮者。

奥深く、苦しく、喜びの多い仕事なのだなと思いました。

コメント

非公開コメント